シンポジウム「ケア、はたらく、地域の未来」 動画 [認知症フレンドシップクラブ]
早いものでもう1週間がたってしまいましたが、
先日上智大学で開催したシンポジウムの様子を動画でUPします。
※動画は全部で90分で、9本に分かれています。続きを見る方は、画面上部の動画タイトルをクリックし、youtubeの画面で、関連動画から選ぶか、シンポジウム「ケア、はたらく、地域の未来」というタイトルで検索してください。
ゲストの前田隆行さん、若野達也さんとの対話、そして会場の皆さんの討議を通じて非常に気づきの多い場でした。詳しくは動画に譲りますが、ケアの未来を考えると、はたらく(社会の中で役割を持ち続けること)ことが見えてきて、そして、はたらくことの未来を考えると、地域(人と人のつながり)の未来が見えてくるという関係にあるように思えます。
私個人としては、ケアを考えることは、これからの地域を考え構想していかねばならないということ、それはケア業界の人たちだけで考えていくことではなく、あらゆる人が考えていける問いを見つけねばならないことを再認識する時間でした。参加されたみなさん、ありがとうございました!
時間の都合で、途中までで終わってしまったので、ぜひ続きを考えることをまた継続していきたいと思います。
先日上智大学で開催したシンポジウムの様子を動画でUPします。
※動画は全部で90分で、9本に分かれています。続きを見る方は、画面上部の動画タイトルをクリックし、youtubeの画面で、関連動画から選ぶか、シンポジウム「ケア、はたらく、地域の未来」というタイトルで検索してください。
ゲストの前田隆行さん、若野達也さんとの対話、そして会場の皆さんの討議を通じて非常に気づきの多い場でした。詳しくは動画に譲りますが、ケアの未来を考えると、はたらく(社会の中で役割を持ち続けること)ことが見えてきて、そして、はたらくことの未来を考えると、地域(人と人のつながり)の未来が見えてくるという関係にあるように思えます。
私個人としては、ケアを考えることは、これからの地域を考え構想していかねばならないということ、それはケア業界の人たちだけで考えていくことではなく、あらゆる人が考えていける問いを見つけねばならないことを再認識する時間でした。参加されたみなさん、ありがとうございました!
時間の都合で、途中までで終わってしまったので、ぜひ続きを考えることをまた継続していきたいと思います。
認知症フレンドシップクラブ 企画運営スタッフ募集 [認知症フレンドシップクラブ]
フレンドシップクラブの活動も、いよいよ次のステージへ入っていきます。
活動をさらに発展させていくために、東京と千葉で、人材募集をスタートします!
認知症になっても安心して暮らせる地域を全国すべての町で実現するために、一緒に働きたい!という方はご応募お待ちしております。
(転載歓迎)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
【求人】 認知症フレンドシップクラブ 企画運営スタッフ募集
NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」は、2007年に札幌で設立され、現在、全国7か所に事務局のあるネットワーク団体です。10年後に全国1700全ての町(自治体)を、認知症になっても安心して暮らせる地域にすることを目標に活動しています。現在、活動が全国へと展開中ですが、そのひとつ、東京と千葉において、活動を次のステージへ発展させていく企画運営スタッフを募集しています。新しい地域をつくるために、一緒に働きませんか?
【職種と業務内容】
●職種
東京事務局 企画運営スタッフ(1~2名)
柏事務局 企画運営スタッフ(1~2名)
●業務内容
・新規プロジェクトの企画運営
・認知症サポーター説明会の企画運営
・認知症サポーター活動のコーディネート
・ウェブやソーシャルメディアを活用した広報
・関連イベントの企画運営 など
【条件/期待される能力】
・ 認知症フレンドシップクラブの理念に共感できる方
・ 事業的手法を通じた社会問題の解決に関わっていく意志がある方
・ 社会人経験のある方(ただし、学生でも補う経験がある場合は可)
・ パソコン業務を行う上で支障のない方(メール、ワード、エクセルなど)
※未経験者歓迎
※認知症の医療や介護に関する経験や資格などはせん。
※必ずしも認知症や社会福祉のことに強い関心がなくても構いません。まちづくりやボランティアの運営、ソーシャルイノベーションなど幅広い関心の方にご応募いただければと思います。
【勤務地】
認知症フレンドシップクラブ東京事務局(新宿区高田馬場;活動エリアは都内全般)
認知症フレンドシップクラブ柏事務局(柏市;活動エリアは千葉県内全般))
【勤務期間】
2011年11月~2012年3月
※希望と状況に応じて継続採用も検討します。
※開始日は相談に応じます。
※当初1か月は試用期間とします。
【勤務時間】
週1~3日程度(勤務日数はご相談に応じます。)
業務内容によっては自宅勤務も可
【待遇】
日当制(例:8時間勤務の場合、日当12,000円)
交通費別支給
【応募方法】
応募される方は、下記までご連絡ください。
日時を調整の上、面談をさせていただきます。
info※dfc.or.jp(※を@にかえてお送りください。)
【募集締め切り】
2011年10月31日(月)まで (※適任者が見つかり次第、締め切りとします)
【連絡先】
NPO法人認知症フレンドシップクラブ東京事務局/柏事務局
担当 : 徳田
E-mail : info※dfc.or.jp(※を@にかえてお送りください。)
Webサイト : http://www.dfc.or.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
活動をさらに発展させていくために、東京と千葉で、人材募集をスタートします!
認知症になっても安心して暮らせる地域を全国すべての町で実現するために、一緒に働きたい!という方はご応募お待ちしております。
(転載歓迎)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
【求人】 認知症フレンドシップクラブ 企画運営スタッフ募集
NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」は、2007年に札幌で設立され、現在、全国7か所に事務局のあるネットワーク団体です。10年後に全国1700全ての町(自治体)を、認知症になっても安心して暮らせる地域にすることを目標に活動しています。現在、活動が全国へと展開中ですが、そのひとつ、東京と千葉において、活動を次のステージへ発展させていく企画運営スタッフを募集しています。新しい地域をつくるために、一緒に働きませんか?
【職種と業務内容】
●職種
東京事務局 企画運営スタッフ(1~2名)
柏事務局 企画運営スタッフ(1~2名)
●業務内容
・新規プロジェクトの企画運営
・認知症サポーター説明会の企画運営
・認知症サポーター活動のコーディネート
・ウェブやソーシャルメディアを活用した広報
・関連イベントの企画運営 など
【条件/期待される能力】
・ 認知症フレンドシップクラブの理念に共感できる方
・ 事業的手法を通じた社会問題の解決に関わっていく意志がある方
・ 社会人経験のある方(ただし、学生でも補う経験がある場合は可)
・ パソコン業務を行う上で支障のない方(メール、ワード、エクセルなど)
※未経験者歓迎
※認知症の医療や介護に関する経験や資格などはせん。
※必ずしも認知症や社会福祉のことに強い関心がなくても構いません。まちづくりやボランティアの運営、ソーシャルイノベーションなど幅広い関心の方にご応募いただければと思います。
【勤務地】
認知症フレンドシップクラブ東京事務局(新宿区高田馬場;活動エリアは都内全般)
認知症フレンドシップクラブ柏事務局(柏市;活動エリアは千葉県内全般))
【勤務期間】
2011年11月~2012年3月
※希望と状況に応じて継続採用も検討します。
※開始日は相談に応じます。
※当初1か月は試用期間とします。
【勤務時間】
週1~3日程度(勤務日数はご相談に応じます。)
業務内容によっては自宅勤務も可
【待遇】
日当制(例:8時間勤務の場合、日当12,000円)
交通費別支給
【応募方法】
応募される方は、下記までご連絡ください。
日時を調整の上、面談をさせていただきます。
info※dfc.or.jp(※を@にかえてお送りください。)
【募集締め切り】
2011年10月31日(月)まで (※適任者が見つかり次第、締め切りとします)
【連絡先】
NPO法人認知症フレンドシップクラブ東京事務局/柏事務局
担当 : 徳田
E-mail : info※dfc.or.jp(※を@にかえてお送りください。)
Webサイト : http://www.dfc.or.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
旅プロ 今度はみかん狩り&温泉へ行ってきました #kaigo [認知症フレンドシップクラブ]
「毎週の旅行に行っていて、優雅ですね」という声もいただきますが、
これも、仕事です!と言い切ることにしています・・・。

さて、1日の秩父に続き、10日には、町田のグループのみなさんと今度は、湯河原温泉に行ってきました。今回は、9名のサポーターさんが参加してくれました。前回は学生さんが多かったのですが、今回は、社会人の方に多く参加いただきました。当日の様子は、参加されたみなさんがブログに書いてくれましたので、そちらをご参照ください。
DFC旅サポ「湯河原温泉&みかん狩り」
湯河原みかん狩り&温泉日帰りツアー

私が印象的だったのは、お風呂での出来事。
露天風呂に使った認知症の方同士が「天国だね~」と言いあっているのを聞いて、この企画をやって本当によかったと思いました。ある知り合いの方から、お風呂は危ないのでやめた方が意見もいただいたのですが、人は安全のために生きている訳ではないのだと思います。(もちろん、最大限の配慮はしてます・・・)
このツアー後、参加されたサポーターの有志の皆さんが、この日感じたことを持ちより、認知症の人と家族が暮らしやすい社会とは何か?そのために、それぞれが持っている専門性や会社はどのような貢献ができるのか?ということを話す場を話しあってくれました。私は残念ながら、参加できなかったのですが、そこで話し合われた内容を後日伺い、非常に新鮮な視点を感じました。(詳しくはまたご報告します。)医療や介護の現場では、当たり前に思われていることが、一般の人にとってちっとも当たり前ではないということも少なくありません。旅をみなさんが楽しんでくれたことだけでもうれしいことですが、こうした旅を通じて、日頃と違う人と人との関係性が生まれ、これからの未来を作っていくきっかけとなるのであれば、こんなうれしいことはありません。
ある人には、旅は単なる余興や+αでしかないかもしれませんが、場合によってはこれからを作る大きな一歩となるかもしれない・・・そんなことを感じた旅でした。今回の企画に参加されたみなさんに、本当にありがとうございました!
これも、仕事です!と言い切ることにしています・・・。
さて、1日の秩父に続き、10日には、町田のグループのみなさんと今度は、湯河原温泉に行ってきました。今回は、9名のサポーターさんが参加してくれました。前回は学生さんが多かったのですが、今回は、社会人の方に多く参加いただきました。当日の様子は、参加されたみなさんがブログに書いてくれましたので、そちらをご参照ください。
DFC旅サポ「湯河原温泉&みかん狩り」
湯河原みかん狩り&温泉日帰りツアー
私が印象的だったのは、お風呂での出来事。
露天風呂に使った認知症の方同士が「天国だね~」と言いあっているのを聞いて、この企画をやって本当によかったと思いました。ある知り合いの方から、お風呂は危ないのでやめた方が意見もいただいたのですが、人は安全のために生きている訳ではないのだと思います。(もちろん、最大限の配慮はしてます・・・)
このツアー後、参加されたサポーターの有志の皆さんが、この日感じたことを持ちより、認知症の人と家族が暮らしやすい社会とは何か?そのために、それぞれが持っている専門性や会社はどのような貢献ができるのか?ということを話す場を話しあってくれました。私は残念ながら、参加できなかったのですが、そこで話し合われた内容を後日伺い、非常に新鮮な視点を感じました。(詳しくはまたご報告します。)医療や介護の現場では、当たり前に思われていることが、一般の人にとってちっとも当たり前ではないということも少なくありません。旅をみなさんが楽しんでくれたことだけでもうれしいことですが、こうした旅を通じて、日頃と違う人と人との関係性が生まれ、これからの未来を作っていくきっかけとなるのであれば、こんなうれしいことはありません。
ある人には、旅は単なる余興や+αでしかないかもしれませんが、場合によってはこれからを作る大きな一歩となるかもしれない・・・そんなことを感じた旅でした。今回の企画に参加されたみなさんに、本当にありがとうございました!
10/23 シンポジウム「ケア、はたらく、地域の未来」 開催します [認知症フレンドシップクラブ]

認知症の人のニーズに真摯に向き合っていくと、ケアは閉じられた空間ではなく、地域へ飛び出していき、役割をもって”はたらく”ことへつながっていきます。
一方で、3.11以降、これからの地域には、人と人とのつながりが必要だねーと言いながら、つながりを生み出し、維持していく核となるものがない状況です。
僕は、もしかして、これら2つのことって結びつくのではないかと思っています。認知症の人だけが暮らしやすい地域ではなく、認知症の人を起点に発想する地域の未来を考えていきたいと思います。
ということで、23日のシンポジウム。ケア関係以外の人も聞きごたえのある内容だと思いますので、ぜひ!
シンポジウム「ケア、はたらく、地域の未来」
2011年10月23日 · 11:00 - 12:30
場所 上智大学四谷キャンパス 12号館4F 401教室
今、認知症ケアの世界では、ケアする/されるという一方的な関係ではなく、適切なサポートを受けながらも、認知症の人も何らかの役割を担うこと=はたらくことの重要性が指摘されています。全国には、農業や飲食店、工務店、駄菓子屋などの認知症の人がはたらく試みが広がり、施設内に留まっていたこれまでのケアの常識は大きく変わりつつあります。ケア、はたらく、地域はどこへ向かっていくのか、最前線で取り組むみなさんとこれからを考えます。
<パネラー>
前田隆行(つながりの開代表、元おりづる工務店)
若野達也(古都の家学園前・若年認知症サポートセンター絆や代表)
<コーディネーター>
徳田雄人(認知症フレンドシップクラブ東京事務局)
定員100名 開場10:30
詳細は、チラシをご覧ください。
※訂正とお詫び※
シンポジウム自体は無料ですが、建物全体で開催されている「介護なんでも文化祭」の参加費として別途500円がかかります。事前のご案内の「参加無料」との表記が不正確であったことお詫びいたします。
旅プロ 秩父へ味覚狩りに行ってきました! [認知症フレンドシップクラブ]
週末に、認知症の人と家族、旅サポのみなさんと日帰りバスツアーに行ってきました。
名付けて「収穫の秋!味覚狩りとバーベキュー秩父日帰りツアー」
認知症フレンドシップクラブと旅行会社がコラボ企画の第二弾として実施しました。
旅サポのみなさんには、事前のワークショップを行い、認知症の人とどのように接したらいいのか、話し合い、考えてきてもらっています。この日参加してくれた旅サポは、大学生と若手社会人のみなさんでした。
集合後、まずはバスの中で、旅サポのみなさんとご本人・ご家族が出会うゲームをしました。お互いにテーマに沿ったインタビューをしたり、お互いの共通点を探したりします。最初は、緊張気味だったみなさんも、話すうちに和やかな雰囲気になり、自然とお互いのことをよく知っていきます。

この日のメイン企画は、いも堀り。今年はちょっと小ぶりの芋が多いそうですが、みんなで協力して掘ることができました。楽しいことには自然と笑顔が・・・。

お昼にBBQをして、お腹がいっぱいになった後は、デザートのぶどう狩り。今回の参加者には、果物好きが多く、中には一人で巨峰を6房食べたツワモノも。

トイレや見守りなど、サポートが必要な時には、ちょっとだけ旅サポの力を借りつつ、基本的にはいろんな世代の人が集まり、お互いを知り、楽しい時間を過ごすことができました。楽しい雰囲気を作り出してくれたご本人、ご家族、旅サポのみなさん、ありがとうございました。

私たちの旅の一行は、他の人たちからは、どんな風に見えたのでしょうか。
この日の農園には、他にも、子連れの家族だったり、若いカップル、地区の老人クラブなども参加していました。でも、大家族でもないのに、大学生から70代までのメンバーが集まり、一緒に時間を楽しみ、時々必要なサポートをしているという風景は珍しかったのではないでしょうか。
旅行の内容自体は決して珍しいものではありませんが、認知症になると、その人や家族が、こうした当たり前の旅行を楽しむことが難しくなります。それは、物理的なバリアだけでなく、ちょっとした遠慮だったり、周囲の視線だったり、精神的あるいは社会的なバリアも大きく関係しています。
今回の旅行は、来年度からの本格運用に向けたモニターツアーということで、まだ改善すべき点も多いのですが、旅サポの方たちとの出会い、そして旅を通じた交流は、精神的・社会的バリアになにか変化がもたらせるのではないか、そんな気がした一日でした。
先日、別の家族会の方で、長年ご主人を介護され、数年前に看取ったという方がこんな話をしていました。
「認知症になり、仲の良かった主人からの暴言が一番つらかった。いくら、病気のことや本人の不安について理解しているつもりでも、「お前と結婚したことが最大の間違いだった」と言われた時には、本当にショックだった。でも、そんな主人でも、年に何回かのバス旅行に出かけると、旅先では 本当にいい表情をしていた。経済的に余裕はなかったけれど、必死で安いバスツアーを探しては、でかけていました。」
長い日常からすれば、旅は一瞬ですが、一瞬が長い日常に、希望を灯すこともあるのだと思います。まだまだ、クリアすべき課題はありますが、そんな灯がともせるプロジェクトへ発展させていきたいと思います。
名付けて「収穫の秋!味覚狩りとバーベキュー秩父日帰りツアー」
認知症フレンドシップクラブと旅行会社がコラボ企画の第二弾として実施しました。
旅サポのみなさんには、事前のワークショップを行い、認知症の人とどのように接したらいいのか、話し合い、考えてきてもらっています。この日参加してくれた旅サポは、大学生と若手社会人のみなさんでした。
集合後、まずはバスの中で、旅サポのみなさんとご本人・ご家族が出会うゲームをしました。お互いにテーマに沿ったインタビューをしたり、お互いの共通点を探したりします。最初は、緊張気味だったみなさんも、話すうちに和やかな雰囲気になり、自然とお互いのことをよく知っていきます。

この日のメイン企画は、いも堀り。今年はちょっと小ぶりの芋が多いそうですが、みんなで協力して掘ることができました。楽しいことには自然と笑顔が・・・。
お昼にBBQをして、お腹がいっぱいになった後は、デザートのぶどう狩り。今回の参加者には、果物好きが多く、中には一人で巨峰を6房食べたツワモノも。

トイレや見守りなど、サポートが必要な時には、ちょっとだけ旅サポの力を借りつつ、基本的にはいろんな世代の人が集まり、お互いを知り、楽しい時間を過ごすことができました。楽しい雰囲気を作り出してくれたご本人、ご家族、旅サポのみなさん、ありがとうございました。

私たちの旅の一行は、他の人たちからは、どんな風に見えたのでしょうか。
この日の農園には、他にも、子連れの家族だったり、若いカップル、地区の老人クラブなども参加していました。でも、大家族でもないのに、大学生から70代までのメンバーが集まり、一緒に時間を楽しみ、時々必要なサポートをしているという風景は珍しかったのではないでしょうか。
旅行の内容自体は決して珍しいものではありませんが、認知症になると、その人や家族が、こうした当たり前の旅行を楽しむことが難しくなります。それは、物理的なバリアだけでなく、ちょっとした遠慮だったり、周囲の視線だったり、精神的あるいは社会的なバリアも大きく関係しています。
今回の旅行は、来年度からの本格運用に向けたモニターツアーということで、まだ改善すべき点も多いのですが、旅サポの方たちとの出会い、そして旅を通じた交流は、精神的・社会的バリアになにか変化がもたらせるのではないか、そんな気がした一日でした。
先日、別の家族会の方で、長年ご主人を介護され、数年前に看取ったという方がこんな話をしていました。
「認知症になり、仲の良かった主人からの暴言が一番つらかった。いくら、病気のことや本人の不安について理解しているつもりでも、「お前と結婚したことが最大の間違いだった」と言われた時には、本当にショックだった。でも、そんな主人でも、年に何回かのバス旅行に出かけると、旅先では 本当にいい表情をしていた。経済的に余裕はなかったけれど、必死で安いバスツアーを探しては、でかけていました。」
長い日常からすれば、旅は一瞬ですが、一瞬が長い日常に、希望を灯すこともあるのだと思います。まだまだ、クリアすべき課題はありますが、そんな灯がともせるプロジェクトへ発展させていきたいと思います。







